ふと気になる事
24/05/03(金)
道路を歩いていると目にするマンホール。
少し前にニュースで拝見しましたが近年では市町村ごとにシンボルマークを入れたりと、なかなか凝ったデザインのものも登場しているようですね。
ですが変わらないのはマンホールの円い形。なぜ円いのかな?と気になり調べてみました。
どこのマンホールも地下に埋め込まれるコンクリートブロックは立方体でも、その上にある蓋だけは円形になってます。
円は人一人が出入りするのに最も効率のよい形だといえますがマンホールの蓋が円いのは、実はそのためだけではなかったのです。
なぜマンホールの蓋が丸いのかといいますと中に入って作業をする人の安全確保のためだそうです。
もしもこの蓋が正方形や長方形の場合、万が一ずれたときに穴の直径が蓋の直径よりも大きくなってしまう場合があります。そうなると作業員の頭上に鉄製の蓋が落下する危険が生じます。
しかし蓋が円形であれば円の直径はどこをとっても同じ長さ。穴よりも蓋の直径が大きければ当然落ちるようなことはないというわけですね。
マンホールの蓋ひとつを造るにも作業員の安全など重要な要素が考慮されているんだなと感心致しました。
さて世間はゴールデンウィークとして長期連休で賑わいますが休日だからといって気を緩めず事故、ケガのないように適度に楽しみましょう!